おいしいチーズが欲しくても近くに売っていない… どんなチーズを選べばいいのかわからない… ど食べたチーズの感想をおいしく語り合いたい… 毎日のようにいろいろメールをいただきます。地方に住んでいたり、いいチーズショップが近くになかったり、チーズ仲間がいなかったり……。そんなみなさんの悩みを一気に解決してみよう、というのがこの企画。 名付けて「ゆうこチーズクラブ」 私ゆうこが毎月2〜3種類のチーズをセレクトし、品質管理の素晴らしいチーズショップからご自宅にチーズをお届けします。 毎回、ワインもオプションで推薦します。毎月のチーズに合いそうな「格安かつおいしいワイン」をセレクトします。ぜひチーズと合わせてそのマリアージュをお楽しみください。 | |
チーズは東京のチーズショップフェルミエから、 ワインは芦屋のワインガーデンリブゴーシュからお届けします。 |
今月のチーズ(4/30〆切) ・ トーマ・デル・トリフラウ (イタリア・ソフトタイプ) ・ モンターズィオ (イタリア・ハードタイプ) ・ ペコリーノ・トスカーノモンターズィオ (イタリア・ハードタイプ) フランスに並ぶバラエティを誇るイタリアのチーズ。どちらかと言えば素朴なイメージがありますが、今回はテーブル用(料理に使わずそのまま食べる)として利用したほうが美味しいチーズを紹介します。 トーマ・デル・トリフラウはイタリア北部のピエモンテ州で作っているちょっとリッチなチーズです。牛乳と山羊乳の混乳のソフトタイプのチーズの中には小さく刻んだトリュフが入っています。クリーミーで味わいがマイルドなチーズにトリュフの香りが良く合います。このまま食べても美味しいですが、スライスしたバゲットやふかしたジャガイモの上に乗せて軽く温めるとさらに香りが引き立ちます。ミディアムボディからフルボディの赤ワインと共に召し上がってみてください。 そしてモンターズィオはイタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の山の中で伝統的に作られているチーズです。「スタジオナート」といわれる12ヶ月以上熟成させたもので、味も香りも印象的です。囓れば旨みが口いっぱいに広がり、山のチーズの深い味わいが楽しめます。赤ワイン、そしてイタリア北部の白ワインにはぴったり合います。 そしてペコリーノ・トスカーノはトスカーナ地方で古くから作られている羊乳のチーズです。今回は4ヶ月以上熟成させたもので、羊乳のミルキーさと旨みや香りが深まっていてちょうど食べ頃です。イタリアのペコリーノチーズ(羊乳製のチーズ)の中ではエレガントで食べやすいとされているチーズです。 |
「トーマ・デル・トリフラウ」 「モンターズィオ」 「ペコリーノ・トスカーノ」 チーズのもう少しやさしい説明はこちら。 |
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今月のワイン(オプション) A 2006 キアンティ・クラシコ・ブロリオ (赤ワイン・イタリア・トスカーナ州) B 2007 デルフィーノ・デッラ・コンテッサ (白ワイン・イタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州) C 2005 ロッソ・ディ・モンタルチーノ (赤ワイン・イタリア・トスカーナ州) チーズの味わいに合わせて赤ワインはトスカーナ、白ワインはフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のワインです。 Aの赤ワインはトスカーナ、いえイタリアの赤ワインのスター、キャンティです。キャンティといえば一昔前までは薄くて軽い赤ワインのイメージがありましたが、最近は果実味ゆたかで凝縮感のあるモダンなスタイルの物が増えています。このキャンティはキャンティワインの生みの親(?)とも言えるリカゾリ家が造っています。今のスタイルに仕立てた誰でも美味しい!と思える、オールマイティなワイン。チーズとの相性も比較的幅が広いでしょう。 Bのワインはイタリア北東部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の白ワイン。口当たりが優しくミネラル感もあるのでスイスイと飲めてしまう、この季節にちょうど良い白ワインです。和食や普段の食事にも合わせやすく、またブランチの時の最初のワインとしてもOKですよ。故郷の同じチーズ、モンターズィオともぜひ合わせてみたいワインです。 そしてCはトスカーナでも王様級の「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」というワインの弟分の赤ワイン、その名も「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」。重厚な兄貴分ワインに比べると、いくらか優しく大人しい面はありますが、それでもやはり複雑味や奥行きのある骨太なワインです。トリュフ入りのリッチなチーズを合わせてゆっくりと楽しんでいただきたい1本です。 ワインガーデン・リブゴーシュの細谷店長が、格安かつお値打ちなワインをセレクト&販売してくださいます。 ワインのもう少しやさしい説明はこちら。 |
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