産地 | フランス、コルス地方(コルシカ島) |
原料 | 羊乳 |
乳脂肪分 | 不定 |
形状 | 直径13〜15cm、高さ5〜6cmの円盤状 |
タイプ | シェーブルタイプ(原料は羊乳だが作り方はシェーブルと同じ) |
季節 | 冬から夏 |
プロフィール | フランスの南、西地中海のコルシカ島、この島の名物の潅木‘マキ’は、標高500mくらいまでびっしりと繁っている。地形的ことから山羊、羊の飼育に適しており牛の飼育は行われていない。この‘フルール・デュ・マキ’というのは「潅木(マキ)に咲く花」という意味。外側に乾燥したローズマリーやサリエットといったハーブがまぶしてあり、上には粒胡椒、とうがらしがのっている。中はきめの細かいしっとりとした質感で、純白(ややアイボリーがかっている)である。 |
食べた感想 | 見た目には細かい葉っぱ見たいのがびっしりとチーズを被っているので、たいそう食べにくそう。ハーブの香りもプンとしてチーズらしからぬ様相をしている。でもナイフを入れると白くてしっとりとした身がおいしそう。同じ羊の乳から作る‘ロックフォール’のバターのようなねっとりとしたコクに対して、このチーズはじつに淡白な味。淡白だがミルクの豊潤さはしっかり感じられます。シェーブルと同様に作るためか触感はよく似ている。(ただし山羊のチーズ独特の後を引く臭さはありません)チーズの味よりハーブの香りが勝っているちょっとめずらしいチーズ。でもやっぱりローズマリーの葉が口の中で邪魔でした。コルシカの野生のチーズというところでしょうか。 |
合うワイン | フルーティーな赤、さっぱりとした辛口の白 |
合うパン | バゲット、カンパーニュなどを薄くスライスして |