98年11月〜12月
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わりと風邪が続いて、この月はあまりワインを飲めていません。
12月31日(木)
- Chateau Corbin Michotte 1988(シャトー・コルバン・ミショット)
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年越しワイン。夕食にあわせて・・・というスタイルでなく、ワインバーのように食後に軽いつまみと共にゆっくりじっくりワインの味を楽しみつつ、一年を振り返ろうというシチュエーションで飲んだ。誤算はお風呂上がりに飲んでしまったこと。お風呂上がりは、やはりきりっと冷やしたビールか辛口白ワインでしょうね。サンテミリオンのこのワイン、私好みのちょっとざらついた感じのメルローで、あけてすぐから香りが開いていてまさに飲み頃。時間をかけてじっくり飲むとざらついていた感じがなめらかに変化してビロードのような舌触りに。官能的な美しいワインでした。リブゴーシュでラベルが汚れているということで特価の5000円。さとなおと。(yuko)
12月26日(土)
- Barolo 1993/M.Marengo(バローロ/マレンゴ)
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京都は高台寺近くの「高月」という料亭で山田夫妻と食事。その後「そば権兵衛」でお腹を落ち着かせて、宿泊所である寮に帰り、部屋でこれを4人であけた。もちろんリーデルグラスを持参してね。オレンジ色をしていてなかなか香り高い。なんというか飲み口のきれいなバローロ。どっしりさはないけど、軽やかで明るいファンキーな性格だ。京都の夜にはちょっと似合わない。もうちょっと憂いが欲しいよなぁ。リブゴーシュで5500円。山田夫妻、優子と。(satonao)
12月25日(金)
- Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes 1988/Serafin Pere & Fils(ジュブレ・シャンベルタン/セラファン)
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優子がコッコバンを作ってくれて、優子の好きなセラファンのジュブレ・シャンベルタンで乾杯。食後も優子の手作りケーキでございましたです。この十年選手は最初かなり酸っぱく「アレ?へたったか?」と思わせつつも最後の方ではしっかり立ち直り、かなり魅力的に変わりましたね。VVの堂々さはあまり感じなかったけど、素直で優しい奥ゆかしい赤です。家で優子と。松屋さんで5000円ちょいだったかなぁ・・・忘れたけど。(satonao)
12月24日(木)
- Muscadet Cotes de Grandlieu sur Lie 1997(ミュスカデ・コート・ドゥ・グランリュー・シュール・リー)
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どうも風邪が治らず、ずっと酒を抜いてきた。12/20〜23は九州温泉旅行(長湯・内牧・黒川)をしていたので、ワインは飲まず熱燗のみ。だからとっても久しぶりのワインとなる。まぁイブだしね。ということで、リハビリっぽく白を。リブゴーシュ(旧細谷酒店)の細谷さん曰く「これのどこがシュール・リーだちゅうーねん!のミュスカデです。ミュスカデに対する見方が変わります」とのことで期待の一本。ル・テロワールの輸入だし。濃厚でむせかえる香り。シュール・リー特有の平べったさ・石灰ぽさがなくてシャルドネっぽい。なるほど、シュール・リーにもいろいろあるのだなぁ・・・と感慨に耽りつつ、久しぶりのワインはかなり回りました。イブの早寝。家で優子と。リブゴーシュで1650円。(satonao)
12月12日(土)
ジバランのオフミを東京は六本木の中華料理店「新北海園」で。総勢14人。ワインを持ち込んで
「Merior 1995/Ribera del Duero (メリオール/リベラ・デル・デュエロ)-Spain-」
「Leconfield Cabernet Sauvignon 1996(ラコンディールド・カベルネ・ソーヴィニヨン)-Australia-」
「Bazzani Cabernet, Shiraz, Dolchet 1995(バッツァーニ)-Australia-」
「Chianti Classico Reserva 1995/Antinori(キャンティ・クラシコ・リセルバ/アンティノリ)」
の4種類ほど飲んだんだけど、話に夢中でほとんど覚えていない・・・さすが中村セレクトだけあって、全部うまかったなぁ(よいしょ!)。
二次会は「グランブルー」。三次会は「マルズバー」。三次会では
「Lavaut Saint-Jacques 1994/Bernard Dugat(ラヴォー・サンジャック/ベルナール・デュガ)」
を飲んだんだけど、それもよく覚えていない・・・なので、今日は銘柄の報告のみ、ということで。参加したメンバーの方々、お疲れさまでした。つぅか、めちゃくちゃ楽しませていただきました。やっぱりすごいメンバーだわ。
12月10日(木)
- La Mission-Haut-Brion 1983(ラ・ミッション・オー・ブリオン)
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まだ風邪が残っていて咳がひどい。でも久しぶりにグランヴァンと言えるものを飲んだ(ボーナス日だし)。オー・ブリオンのライバルと言われるお隣さん。83年はとてもいいはずだが、ちょっと大人しいところがあった。品の良さは流石なのだが、なんというかまだとまどっている感じ。ひょっとしたら飲み頃はもう少し後なのかもしれない。でもまぁグラーヴはいいなぁ。「どうだ!」っていう勝負の仕方ではなく「ダメ?」っていう恥ずかしげな主張をしてくる。やっぱり好きかも。大阪は北新地のワインバー「サンテ」にて。今谷さん、太田どらちゃんと。(satonao)
12月6日(日)
優子が講師を務めるハイアットリージェンシーオーサカのチーズ会に参加。チーズと共にワインを3種類飲みました。
- Fortant de France Sauvignon-blanc 1998/Skalli(フォルタン・ド・フランス・ソービニヨン・ブラン・ヌーボー/スカッリ)
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白のヌーボー。ラングドックの「革命的な産出業者(ヒュージョンソン)」が作ったヴァン・ド・ペイ・ドックで、フルーティかつ芳醇。楽しいワイン。ヌーボーなのに平たくないのがよい。また、ラベルがかなり可愛いので上手に売れば流行ると思う。夏の昼間かなんかに飲みたい気分のワインだが(ヌーボーなので無理無理)、ちょっと気に入った。(satonao)
- Santa Carolina Merlot 1997(サンタ・カロリーナ)
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このごろサントリーが大量に宣伝しているサンタカロリーナ。初めて飲んだが、うまい! 特に値段を考えるとびっくりだ。これで定価970円である。豊かでメルローの個性もしっかり出ていて平たくない。下手なボルドーよりうまい。同じシリーズのカベソを混ぜてみたらきっともっと美味しいに違いない、とそんな欲求に駆られるくらいはうまいのだ。家飲みワインとしてはかなり出来が良いのではないだろうか。(satonao)
12月5日(土)
- BIN 333 Pinot Noir1997/Wyndham Estate(ビン333ピノ・ノワール/ウインダム・エステイト)
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忙しかったうえに風邪で抗生物質を飲んでいたので2週間ぶりのワイン。本当に久しぶりだ。オーストラリアはハンターバレーの赤。シャルドネがBIN222、カベルネはBIN444、シラーはBIN555というネーミング。酒屋で見てなんとなく気になっていたのだが・・・まぁ普通ですね。ピノは濃くカベルネみたいな様相を示していた。若いこともあろうが、たぶんこの土地のピノはこうなのだろう。家で優子と。芦屋センチュリーにて1700円。(satonao)
11月22日(日)
- Grace 初仕込み赤葡萄酒 1998/中央葡萄酒株式会社
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なんだかわからないがヌーボーが続く。別に好きなわけではないのだが、続く。これは日本のヌーボー。まるでジュース。でも限りなく平たい以外はわりと飲める。まずい、ということはない。こうして「初仕込み赤葡萄酒」と漢字にこだわったのならいっそのこともっと凝ったラベルにしてほしかったなぁ。漢字にしたはいいが、やっぱりフランス風ラベルにも想いを残していて・・・という感じでいかにも中途半端。家で優子と。直販で1200円。(satonao)
11月21日(土)
- Beaujolais-Villages Nouveau 1998/Cruse(ボジョレー・ヌーボー/クルーズ)
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京都の小仲酒店の律子さんと優子が共同で開いている「ワインとチーズを楽しむ会」の一周年記念「ボジョレーヌーボーとバシュランモンドールを楽しむ会」に参加。京都の日仏会館のビストロ「ル・フジタ」にて。15リットル入りの樽を25人で開けたが、約1時間で空っぽ。味は普通だが、おととい飲んだヌーボーよりまろやかだった。樽から飲むという雰囲気はなかなかいいね。ヌーボーはお祭りなんだから、こういうのがいいと思う。(satonao)
11月19日(木)
- Beaujolais-Villages Nouveau 1998/Cordier(ボジョレー・ヌーボー/コルディエ)
- Beaujolais-Villages Nouveau 1998/Domaine de Colette(ボジョレー・ヌーボー/コレット)
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ヌーボー解禁の日。ボクは東京で出張中にとあるオフィスでコルディエを、優子は神戸の自宅でコレットを開けた。吉田裕一さんとチャットワイン会を共催したのでこうしてネット上で夫婦話しながら飲むことになった。ヌーボーは総じて去年より線が細いのではないか。描写する線も薄ぼんやりしていてくっきり太かった去年にはかなわない模様。(satonao)
11月15日(日)
- Pouilly Fuisse 1995/Verget(プイイ・フュイッセ/ヴェルジェ)
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響子の七五三を祝って乾杯。まぁ特別なワインを開ける気はなかったが、松屋によって「3000円くらいでいいのない?」っていう乱暴なお願いをして買った。ヴェルジェでフュイッセ。まぁ間違いはないでしょう。心なしか平たかったが、ハニーすぎないのが気分に合った。出張続きで疲れていたこともあってすぐ酔った。家で優子と実家の母・靖子と。松屋で3000円。(satonao)
11月11日(水)
- Crozes-Hermitage 1990/Berard Pere et Fils(クローズ・エルミタージュ/ベルナール・ペール・エ・フィス)
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ローヌの北部の赤。8年経っているためかグラスに注ぐとふちが煉瓦色。香りも熟成した感じであまりプラムとか胡椒のような香りがなく腐葉土っぽい香りが強い。味の方もローヌらしいスパイシーでギンギンとした味わいかと思いきや、カベルネ・ソーヴィニヨンかはたまたジンファンデルかと間違えるくらいで、シラーの刺激的なアタックとかそういったものは全然なくて角の取れたまあるいワインになっていた。
京都の小仲酒店でいくらだったか忘れてしまった。(今年のお正月に購入)家でさとなおと。(yuko)
11月9日(月)
- Gewurztraminer 1996/Marc Kreydennweiss(ゲヴェルツトラミネール/マルク・クレイデンヴァイス)
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昨日の西宮のチーズ会でアルザス地方のチーズに合わせて細谷さんにセレクトしてもらったワイン。アルザスの造り手の中ではなかなか優良だそうだ。ビオディナミ栽培をしているというのも特徴。この栽培方だと酸の高いワインが生産される傾向にあるらしいが、96年がアルザスでは良い年だったということでこのワインは甘みを強く感じた。フルーティーな香りだが飲むとコクが感じられる。甘いといっても口に残るようなベタベタとした甘みはなく爽やかな喉越し。先週に飲んだゲヴェルツと比べるとほろ苦さやグレープフルーツのような柑橘系の味があまりしなかった。今までに飲んだ中では一番「太い」感じの味。家でさとなおと。(yuko)
11月6日(金)
- Gewurztraminer 1992/Leon Beyer(ゲヴェルツトラミネール/レオン・ベヤール)
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ゲヴェルツトラミネールって基本的には若のみなのかしら?6年も経っているというのにあまり凝縮感というか熟成感がなかった。水っぽい感じ。しかしフルーティーな香りと味はまだ瑞々しいほどに残っていた。葡萄の皮のようなほろ苦さが印象的だった。家でさとなおと。芦屋のリブ・ゴーシュにて特価1500円。(yuko)
11月2日(月)
- Beaulieu Vineyard Cabernet Sauvignon1995(ボーリュー・ビンヤード・カベルネソーヴィニヨン)
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いわゆるBV。ナパの赤で、わりと評価が高い造り手のもの。二つ星でもいいかなぁ、と思うくらいは旨かった。抜栓直後からその実力を見せ、とっても奥行きのある香りと味の展開を見せてくれた。が、ボトルの最後の方までそのままだったのがちょっとがっかり。発展があったら二つ星だったなぁ。どちらにせよ、うまいワインだった。家で優子と。芦屋センチュリーで3500円。(satonao)
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