98年9月〜10月
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10月30日(金)
- Royal Reserve 1994/Domaine Boyar(ロイヤル・レセルブ/ドメーヌ・ボイヤール)
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ブルガリアの赤。松屋に寄ったら波多野さんが「これは絶対旨いから」と薦めてくれた。91年に開業したばかりのドメーヌらしい。スペインに亡命していたシメオン王がブルガリアに一時帰国したのを記念して作られ始めたというのが「ロイヤル」の言われで、「よりすぐった葡萄だけから作られたブルガリア最高峰のワイン」と裏書きにある。ボトルも重くリキはいっているのが感じられる。味は・・・うん、うまい。面白いのが、コクがありすぎて甘く感じる。普通の甘さではなくて複雑な旨みが統合して甘さに行き着いているというか、言ってみれば酸味を全く感じないワインなのだ。おいしいし面白い。時間をかけて飲んだが、ずっと平板だったのがちょっと残念。だけど充分うまい。家で優子と。松屋にて2380円。1.5星くらいかな。(satonao)
10月28日(水)
河部さんの家のホームパーティに優子・響子と招かれました。うまいワインをたくさん飲みました。マグナムのシャンパンから始まって・・・いろいろ飲ませていただいたけれど、下に書いた4つが特に印象的。
- Coteaux Champenois Saran /Moet & Chandon(コトー・シャンペノワ・サラン/モエエシャンドン)
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シャンパーニュはモエシャンドン社の畑の最高級ブラン・ド・ブランを使用して、シャンパンではなく普通の白ワインに仕上げた珍しいもの。ブルゴーニュよりかなり北にあるせいもあるのか、普通のシャルドネとは全然別物。かなり鋭敏なアタック。ハッカのような香り。そしてシェリーのフィノの残り香みたいな美しい余韻があり、びっくり。独特だなぁ。新阜さんは「エッチなワイン」って表現していたけど、よくわかる。また飲んでみたいワイン。(satonao)
- Overture (オーバーチュア)
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カリフォルニアは「オーパスワン」のセカンド。これまた日本では手に入りにくいらしい。ノンヴィンテージのテーブルワインだけど、さすがはオーパスワン!という力があった。コクが特に印象的。軽やかなんだけど、カベソの濃厚さが後追いでくる。ちょっと舌が狭まるようなアタックがあるが、逆にそれがあとあとの広がりを強調させる。楽しめた。(satonao)
- Masseto 1993(マッセート)
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イタリアの赤。VdTだが(VdTだから?)アタックも余韻も普通でなく実に楽しめる。オルネッラーイアの畑が作っており、メルロー100%。イタリアはVdTがうまいねぇ。後述のラランドと比べると洗練さで一歩負けるが、濃厚な押し出し、厚かましいまでの主張はたいへん印象的。ラランドが繊細なピアニストなら、こちらは太って力強いジャズ・ベーシスト。(satonao)
- Pichon-Lalande 1989(ピション・ラランド)
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まぁこりゃ、うまいね。文句は特になし。マッセートと違うのはきれいな酸味があるところ。これが全体をここまで締めるとは比べなければわからないよな。すぅーと口の中に無理なく広がり(マッセートは無理やり押し広げる感じ)陶然とさせてくれる。ビロードの舌触りとブンと広がる香り、酸味と共に消えていく余韻、が混然となるのだから、素晴らしい。三ツ星でもいいけど、なんというかここまでくると意外性がないよなぁ。(satonao)
10月25日(日)
- Philippe Laguenot 1996(フィリップ・ラグノー)
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ボルドーはPrimieres Cotes De Blaye、つまりジロンド右岸に広がるブライユ地域の赤。軽くてプラム香と樽香が印象的なカベルネ・ソーヴィニヨン。日曜の昼に飲むボルドーとしてはとってもいいかもしれない。カベソのどっしりした風味がちゃんと奥底にありつつ、可憐に軽いのだもの。いいねぇ。夙川の「ビストロ・ボンボン」でダチョウ肉(!)に合わせたんだけどそれにはちょっと弱かった。けど、うずらとはものすごくよかった。このワインはわりと気に入りました。優子と。「ビストロ・ボンボン」にて5000円。(satonao)
10月24日(土)
- Cabo de Hornos 1994/Vina San Pedro(カボ・デ・オルナス/ヴィーニャ・サン・ペドロ)
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チリの赤。カベルネソーヴィニヨンのことをチリではCabo de Hornosと呼ぶらしい。とっても重いボトル。これからして造り手の力の入りようがわかる。ドンメルチョールと同じようなボトルの印象だが、あれよりうまい。芦屋のセンチュリー酒店で「これは本当にうまいっす」と薦められただけのことはある。やわらかく奥行きがあり繊細。喉を通ったあとゆっくり甘味が舌に広がってくる。うーん、なかなかだ。家で優子と。センチュリーにて3800円。(satonao)
10月22日(木)
- Bernkasteler Lay 1989/Dr.H.Thanisch(ベルンカステラー・ライ/ドクトル・ターニッシュ)
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リースリングのカビネット。9/30に飲んだワインと畑も年も同じだ。さっぱりとキレがありそしてほのかに甘みを感じる。そしてリースリング特有の後に感じる苦味があり、約10年前のワインなのにさらりと飲める。でもスカスカでない。きっと一年前の私だったら「ただの飲みやすいワイン」としか評価できなかっただろうけれど、さっぱりとした中にも味の要素が複雑に絡み合っているのを確かめつつ飲むのが楽しい。もちろんコクもあるがくどくないのがドイツワインらしさなのか?細谷酒店でラベル破損特価で1000円。嬉しい価格。家でさとなおと。(yuko)
10月19日(月)
- Vin de Pays des Collines Rhodaniennes 1997/Pierre Gaillard(ヴァン・ド・ペイ・デ・コリン・ローダニエンヌ/ピエール・ガイヤール)
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新規開店した細谷酒店(リブ・ゴーシュ)に遊びに行って買ったもの。「絶対これからのスターになります!」と細谷さんお墨付のガイヤールの安いヴァンドペイ。シラーらしくスパイシーで固い。が、細谷さんが言うとおり素材はなかなかのものがあると思う。まだまだ異様に若くて閉口する部分はあったが、他のものを飲んでみたくなる。リブ・ゴーシュにて1800円。家で優子と。(satonao)
10月16日(金)
- Echezeaux 1992/Domaine de la Romanee-Conti(エシェゾー/DRC)
- 「うまひゃひゃさぬきうどん」出版記念に家族3人で贅沢しにいった。印税が入る前の心置きない食事である。やっぱり記念日にはDRCは合うよなぁーということで、エシェゾーを。92だからちょっと下降気味かと思っていたけどソムリエが太鼓判を押すのでチャレンジ。抜栓直後から香りはさすがに頭抜けていた。酸味を伴った甘い香りがテーブルいっぱいに広がる。味もたいへんよくまとまっている。ただ、時間が経ってからの変化、そして奥行きは意外となく、ずっと同じ状態。高値安定という感じで、悪く言えば平板なところがある。ブンブン変わってほしいところだが、これが92の弱いところかも。リッツカールトン大阪の「ラ・ベ」にて。優子と響子と。29000円。高いのか安いのか・・・。まぁ安くはない。(satonao)
このレストランのワインリストのDRCの中では一番安いもの。それでもあこがれのDRCを頭から最後まで2人で空けられるという贅沢に酔いしれてしまった。(次はいつ飲むことができるかしら…)先入観もあるが、とにかく香りが華やかで素晴らしい。香りだけでうっとりできる。酸味を連想するベリー系の香りと花のような甘い香りが混じりあっていて、あまり動物的ななめし革臭はしてこない。(私はこの獣臭も非常に好きだが)味は予想に反して酸味があまり感じられず、甘くてまろやかな印象。こういうワインはやはりレストランで素晴らしいお料理と共にいただくに限る。(yuko)
10月15日(木)
- Vichon Cabernet Sauvignon 1993(ヴィション・カベルネ・ソーヴィニヨン)
- かぎさんにいただいたナパの赤。モンダヴィ所有の畑のものでStags Leap Districtと誇らしげに表示してある。あの「Stags Leap Vineyard」とは違ってその地区のモンダヴィ所有の畑、ということだろうか。よくわからん。味は予想を上回るうまさだった。牡蛎の香りがまずブンっと来てちょっとジンファンデルっぽいのだが、そのあとゆっくりカベルネが立ち上がってくる。うまい。土臭い感じがもう少しあるとより好きかも。かぎさん、ありがとう! 家で優子と。(satonao)
10月13日(火)
- Lustau Almacenista Oloroso (ラストー・アルマセニスタ・オロロソ)
- ここ一週間くらいずっとシェリーばっかり飲んでいましたね。アルマセニスタのアモンティリャード、マンツァニーリャ、そして、オロロソ。特にオロロソがお気に入りです。食前酒にも食後酒にもなって、飽きないし。家で優子と。芦屋「センチュリー」にて各2750円。(satonao)
10月8日(木)
- Rully Premier cru "Les Cloux" 1992/Rully Saint-Michel(リュリー・レクロー/サン・ミッシェル)
- 92年のものでひょっとしたら苦味が出ているかもしれないよと言われて買った。飲んでみたら苦味はあまり感じられず、6年も前のものとは思えないくらいフレッシュで爽やかな酸味があった。香りも熟成したシャルドネのような蜂蜜のような香りよりは花の香りやフルーツの香りのようなすがすがしい香りが強かった。リュリーはムルソーやモンラッシェとは違って、養命酒のように変化する熟成をしないのかしら?家でさとなおと。芦屋「細谷酒店」で特価1000円。
(yuko)
10月7日(水)
- Geyser Peak Gewurztraminer 1996(ガイザー・ピーク・ゲヴュルツトラミネール)
- ガイザー・ピークのゲヴュルツは3/13に92を飲んでいるが、その頃は珍しかった。いまでは酒屋に積んである。相変わらずうまい。とってもフェイドアウトがきれいで口に残らない上品な引き際。よいよい。家で優子と。芦屋「センチュリー」で1800円くらい。(satonao)
- 南国の花のような甘い香り。飲んだらグレープフルーツのよなちょっとほろ苦い味があるがキレがありあまり後を引かない。以前飲んだときはもっとまったりとして後味があったように思う。96年のものだからかまだあっさりすっきりとした感じ。
(yuko)
10月4日(日)
- Valpolicella 1997/Bolla(ヴァルポリチェッラ/ボッラ)
- イタリアの赤。ヴェローナ近郊では有名な会社らしいボッラのもの。ヴァルポリチェッラ自体ヒュー・ジョンソンなんかでは褒めまくってあるがそこまでの実力は感じなかった。トマトとにんにくのスパゲティに良くあったなぁ。なんというかコクのあるトマト系に近い風味がある。渋味があるのは若いからかもしれないが、平たい奥行きのない渋みで、それが全体を邪魔している。もうちょい歳を取ればちょうどよくなるのか・・・?経験不足でわからん。芦屋のにんにく料理レストラン「アグリオ」にて。優子と。3000円。(satonao)
10月3日(土)
- Capel Vale Chardonnay 1992(ケイペル・ヴェール)
- オーストラリアの白。「Western Australia」とラベルに書いてあるから西なんだろうな(まんまや!)。これはうまい。二つ星にしようかと迷ったくらい。コクがあって、ピーチやらナッツやらがあって造り手自身は「ムルソーにも負けない!」と息巻いているらしいが、まぁわかる。口の中が見事に豊かになる。甘くてさっぱりしていてボワンと広がる。また飲みたいけど、92なんかもう手に入らないかも。家で優子と。細谷酒店にて。細谷さんは「もうへたっているかも」って言ってたけど、なんだか最盛期みたいな力があったよ、細谷さん。(satonao)
92年のものだということもあるのかどうかわからないが、非常に凝縮感がありまた香りも南国の花のような甘い香りが強くて、飲みごたえ、味わいが豊かだった。これだけ凝縮感があるのだがフランスブルゴーニュもののように蜂蜜の感じがしないのは、お国柄のせいか?(yuko)
10月2日(金)
- Bourgogne 1993/Michel Lafarge(ブルゴーニュ/ミッシェル・ラファルジェ)
- 赤。ラファルジェのは久しぶりな感じだ。前に飲んだ印象よりかなりコクが出た。一夏おいて熟成したのか? でも前に楽しんだきれいな酸味が余りなくて、そういう意味では期待に背いたなぁ。まぁうまいんだけど。酸味がある可愛らしいブルを飲みたい気分だったのになぁ。BGMもブロッサム・ディアリーなんかにして可愛らしくまとめたのに・・・。おいしいんだけど、変化がなかったのも残念。ちょうど眠りに入った時期だったのかな。どうせならもう少し熟成させても良かったかも。家で優子と。細谷酒店にてずいぶん前に買ったので値段は忘れてしまった。(satonao)
9月30日(水)
- Bernkasteler Lay 1989/Dr.H.Thanisch(ベルンカステラー・ライ/ドクトル・ターニッシュ)
- ドイツはモーゼルの白。リースリング・シュペトレーゼだ。このところずうっと外ではバーボン、家ではアルマセニスタ(シェリー)のアモンティリャードばかり飲んでいてワインは久しぶり。過去日記を見るとこのベルンカステラーはBadstube(バドスチューベ)を6月27日に飲んでいる。今度のはレイ。レイは一級葡萄畑。バドスチューベはグロースラーゲという広域葡萄畑に属するらしい。つまりレイの方が格上なわけね。モーゼルらしく果実味溢れるがくどくなく上品。酸味より甘味が勝つんだけど口の中がべたべたする感じはない。89だからかな。鼻の奥がきれいに洗われるような芳醇さが口の中でむせ返る。ただちょっと一本調子なんだよなぁ。普段飲みには十分。家で優子と。細谷酒店でラベル破損特価1500円。(satonao)
9月23日(水)
- Chateau Bourgneuf 1994(シャトー・ブルヌフ)
- ボルドーはポムロールの赤。ブルヌフというブルゴーニュとヌフデパプのあいのこみたいなネーミングに惹かれて購入。それにどこかでこれがうまいという記事を読んだ気がしたし。香りはかなり芳醇。おお、ちゃんとしたカベソだ。味は・・・まだ若いというかわりと平板。単調で奥行きのない味だった。シンプル思考のカラダでっかち系といったところ。まぁあまり考えなくて済むからいいんだけど。家で優子と母の靖子と。芦屋センチュリーで3900円。ちょっと高い。(satonao)
9月22日(火)
- M.G.Vallejo Pinot Noir 1996(M.G.ヴァレッジョ・ピノ・ノワール)
- カリフォルニアはソノマの赤。裏書きに「This wine celebrates the life of General M.G.Vallejo, the last Mexican Governor of Northern California」と書いてある。ヴァレッジョ将軍をたたえたものなんですね(と言っても知らないんだけど)。安いのにとってもわかりやすいピノで、わりとうまい。たとえば初心者にとってもいいのではないか。ピノの性格がストレートに出ていて、その性格の良さは器を感じさせる。育ちがいい感じなのだ。家で優子と。芦屋センチュリーで1200円。CPはとてもいい。(satonao)
9月20日(日)
- Hermitage 1993/E.Guigal(エルミタージュ/ギガル)
- うわー、めっちゃくちゃ久しぶりのギガル、エルミタージュ。秋口はなんとなくいいよね、エルミタージュも。スパイシーというよりはコクがあって、さすがにギガルはまとめるのが上手、と思った。ぐわしっと舌を掴んで離さない力がある。安ローヌの数倍はうまいね、やっぱり。平たくなくて奥行きがあり食事が楽しくなります。家で優子と。芦屋センチュリーで3400円。ちょっと値上がったかな。(satonao)
南仏のワインと何となく構えて飲んだわりにはスパイシーさも田舎っぽさも
なく非常に丸くきれいな調和の取れたワイン。ふくよかで甘みが感じられてお母さんの懐のような安心できて頼れる味。ローヌのワインでこういう感じを味わえたのは初めてかも。やはりギガルならではなのか?(yuko)
9月17日(木)
- Mogen David Concord (モーゲン・デイビッド・コンコード)
- ヴィンテージなしの赤。アメリカのコンコード種(51%以上)である。何しろ甘い!葡萄ジュースより甘い。蕩けるようだ。最初はリーデルグラスで飲みはじめたが、すぐに小さいグラスに取り替えて氷を入れて飲んだ。そしたらとてもうまくなった。ラベル(透明)に「American Classic Red Wine」と書いてある。裏には「Serve Chilled for a classic American taste,or with your favorite mixer-club soda,lemon lime,soft drink or cinger ale」と書いてある。なるほどなるほど。でもそうやって混ぜものすると旨いかも。一口飲んで「これをサングリアにしたらいけるかも」と思ったもの。なんというか普通のワインではない。でも使い方を誤らなければわりと楽しめる気もする。キンキンに冷やしてオンザロックで真っ昼間、とか。あ、全くの初心者にもいけるかもよ。家で優子と。芦屋センチュリーで1300円。飲み終わってからアルマセニスタのシェリー(アモンティリャード)を飲んだ。近ごろのお気に入り。(satonao)
アメリカのクラシック赤ワインとラベルに書いてあった。
ナイアガラ種とならびアメリカならではのぶどう品種のコンコード種。
はじめて見つけて試してみた。
香りはぶどうジュースそのもの。味も甘くてワインの概念を打ち破る味。
でもはっきり言って美味しくない。氷を入れてロックで飲んだら梅酒のロックのようで爽やかでまだいけた。これはあまりアルコールの強くない人向きの飲み物になりそう。(アルコール分も11%くらいらしいし。)(yuko)
9月14日(月)
- 稲岡夫妻と大阪のピアンタというイタリアンで3本空けたんだけど、何飲んだか全く覚えてない。いやー、イタリア・ワインは覚えられない。フレスコバルディと、あと何飲んだっけ?>稲岡夫妻。(satonao)
9月13日(日)
- Viognier 1995/Domaine de Triennes(ヴィオニエ/ドメーヌ・ド・トリエンヌ)
- 優子が主催しているチーズ会で使った白。ヴィオニエ種を使ったもので、セレクトした細谷酒店の細谷さんによると「あんずの香りがしたらまずヴィオニエ種が入っていると思って間違いない」とのこと。うん、確かに杏の香りだ。うまいうまい。このトリエンヌというドメーヌはDRCとデュジャックが共同で作っているドメーヌらしい。ラベルはダサイけど味は安定しているようだ。(satonao)
- Bandol 1995/Chateau de Pibarnon(バンドール/シャトー・ド・ピバルノン)
- 同じくチーズ会で出たプロバンスの赤。ムルヴェードル種を中心にしたブレンドもの。スパイシーで平たい感じ。ちょっとローヌっぽいのだ。よく冷やして飲んだ方がいいかも。余ったワインを持って帰り2日後くらいに飲んだら逆に柔らかくなって意外な美味しさを見せた。(satonao)
9月12日(土)
- La Bastide Dauzac 1994(ラ・バスティード・ドーザック)
- 今週はバーでビールとかバーボンとかばっかり飲んでいてワインは少ない。これはマルゴー地区シャトー・ドーザックのセカンド。ドーザックという第5級格付シャトー自体飲んだことないのだが、まぁまぁだった。ヒュー・ジョンソンによると、このシャトー、ずっと評判悪かったようで、92年に経営が変わり、94年には新しい醸造所が出来たそうだ。これから上向くのかな。カベソの香りが穏やかに漂う静かな赤ワインでした。家で優子と。芦屋大丸で2300円。(satonao)
9月8日(火)
- Bourgogne les Bons Batons 1991/Philippe Leclerc(ブルゴーニュ・レ・ボン・バトン/フィリップ・ルクラール)
- 香りがすごくいい赤ワイン。ひと嗅ぎで気持ちよくなる。けど口に含むとちょっとがっかり。なんだか平たくて舌に馴染んでこないのだ。こっちは懇ろになりたいのに、身体を許してこない。惜しいなぁ・・・でも香りだけでも1000円の価値はあった。そう、1000円。ホソヤ酒店にて。家で優子と。ちなみにホソヤ酒店、11月に阪神芦屋近くに移転するそうです。今度はミニバーも付くらしいよ。楽しみ。(satonao)
9月5日(日)
- Tokay Pinot Gris 1995/Paul Zinck(トケイ・ピノ・グリ/ポール・ツィンク)
- 白。アルザスのトケイ。さっぱりしているわりに力強く、好み。まだ夏の余韻をひきずっている身体にはアルザスは最適。自分で手打ちしたさぬきうどんと一緒に飲んだんだけど、さぬきうどんと合わせるにはもうちょっと酸味が弱い方がいいなぁ。つうか、合うワインってあるのか?まぁゆっくり探そ。そろそろスパイシーな赤も飲みたくなってきたな。やっぱり赤は秋から冬の飲み物だ。家で優子と。イカリで1300円くらい。(satonao)
9月3日(木)
- Bourgogne Pinot Noir 1995/Domaine de L'abbaye(ブルゴーニュ・ピノ・ノワール/ドメーヌ・ドゥ・ラベイ)
- 安ブルではあるが(といっても1000円以上だけど)、なかなかうまい。奥行きがありながらシンプル。なんというか、ブル好きなこともあって気に入った。プラムの香りが強く適度に酸味もあってブルゴーニュの良さを満喫できる。飲んでいて楽しいワインだ。普段飲みには申し分なし・・・あと500円安ければもっといいけど。家で優子と。芦屋大丸で1580円。(satonao)
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