98年7月〜8月
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8月31日(月)
- Chianti Classico Riserva "Rancia" 1993/Berardenga(キャンティ・クラシコ・レセルバ/ベラデンガ)
- 個人的な「作業」のひと区切り。で、ちょっと高いがいいキャンティを開けた。コクがあって香り高い。よく手をかけたデザートを思わせる作りだ。そう、表面的な甘さで食べさせるデザートではなく口に馴染み感触も良く奥深い甘味があるようなデザート。いや、このワインが甘いという意味ではなくて。家で優子と。苦楽園の松屋にて5000円くらいだったか・・・。
(satonao)
8月30日(日)
- La Demoiselle de Sociando-Mallet 1994(ラ・ドゥモワゼル・ドゥ・ソシアンド・マレ)
- オーメドックのクリュブリュジョワでこの頃人気沸騰の「ソシアンド・マレ」のセカンド。どうも暑くてボディの強い赤を飲む気にならず、白もしくは軽い赤ばかり飲んでいたのだが、久しぶりに飲むとちゃんとしたのはちゃんとしているねぇ。いや、うまかった。香りの広がり方が違う。口の中が大きくなったような錯覚を覚えるほどだ。相対的ということもあるけど、近ごろ飲んだ中では一番うまかったかも。家で優子と。グルメゾンにて2590円。安くはないが、この味なら高くもないな。(satonao)
8月28日(金)
- Alma 1996(アルマ)
- スペイン北部の今売り出し中(?)のナバーラ地区の赤。ガルナッチャ種という飲んだことない品種のものだ。この品種、夏にいい。軽いのだ。果実香が強く適度にスパイシー。スパイシーすぎないところがいい。ちょっと平たいんだけど、まぁとっても安いし、いいや。家で優子と。芦屋大丸にて990円。(satonao)
8月25日(火)
- Anjou Blanc1996/La Ducquerie(アンジュ・ブラン/ラ・デュクエリ)
- ロワールの白。さぬきうどん巡りで香川に行ったときに持って行って、夜、ホテルの部屋で飲んだ。小麦粉だらけになったおなかにはロワールの白でしょう、やっぱり(根拠なし)。アンジュ地区はヒュー・ジョンソンの評価が一つ星から三ツ星に急上昇している地区。主に赤、かな。この白はちょっと苦味が立ってしまっていたが、安いのでこの頃外で「飲み捨て」をよくする。イカリスーパーにて990円。高松のホテル「花樹海 喜代美山荘」にて優子と。(satonao)
8月22日(土)
- Macon Vire 1994/Domaine Dmilian Gillet(マコン・ヴィレ/ドメーヌ・エミリアン・ジレ)
- マコンの白。確かこれ、ブルータスの特集でいい点取ったヤツではなかったかな?コクがあってまろやかでそこはかとないナッツ香。濃厚すぎなくて夏にはとてもいい。ちょっとアルコール臭が強いな、と感じたんだけど、それは冷やしすぎたからかもしれない。まぁ夏は思いっきり冷やして一杯。そのあとクーラーに入れずにだんだんあったまっていく過程の味の変わりようを楽しむのがいいよね。家で優子と。橋本紀子さんの手土産を開けました。(satonao)
8月18日(金)
- Riesling Vin D'Alsace 1995/Paul Zinck(リースリング・バン・ダルザス/ポール・ツィンク)
- 990円のリースリング。充分美味しい。この頃やっとリースリングの高貴な味に目覚めてきた。カベルネフランなんかより夏に会うかも。甘いと言えば甘いのだが、最後に舌の上にヒッと残る苦味がいい。それに気のせいだがフランより身体を冷やさないような感じがあるのだ。まぁドイツものの甘ったるいのは秋までイヤだけど。イカリにて。家で優子と。(satonao)
8月17日(月)
- Pinot Nero 1995/Margherita(ピノ・ネロ/マルゲリータ)
- この季節、カベルネやらネッビオーロは辛いと思うとき、イタリアンではピノ・ネロがいい。フランスのピノ・ノワールと一緒だが、イタリアっぽく明るい仕上げになっている。さわやかで奥底にコクがあり、満足。もうちょっと冷えていたらもっとよかったのに。大阪のイタリアン「KAKINOKI」にて。5300円。(satonao)
8月14日(金)
ドイツに行ってしまう堀さんと、橋本さんをゲストに招いて飲みました。途中で泡盛の「瑞穂'90」「忠考'80」そして「海の邦'77」(どれも堀さんの手土産)を飲んだりして、かなり酔ったなぁ。
- Champagne Brut Arlaux 1990(シャンパーニュ・ブリュット・アルロー)
- 東京は大森の「平林酒店」の親父が「ドンペリなんかよりずっとうまい!」と薦めてくれたので買ったもの。さわやかで申し分なし。シャンパンはまだオコチャマなので比べられないがとてもいいと思う。3600円くらいだったかな。シャンパンはいいな、この時期。
- Chablis Les Clos 1994/Domaine des Malandes(シャブリ・レ・クロ/マランデ)
- 橋本さんの手土産。グランクリュの中では一番有名なレ・クロ。久しぶりだ。上品に甘ったるく、シャブリの石灰ぽさがあまりない。しみじみと夕景を眺めたりして、なかなかに気持ちいいシャブリでしたね。
(satonao)
- 鳥居野 /丹波ワイン
- なかなか手に入らないワインらしい。モンドセレクションの金賞を取ったこともある。カベソとメルローをブレンドしたボルドータイプだが、ノンビンテージ。ちょっとぶどうのえぐみみたいのがあって、そこがイマイチだ。高松のコトデンそごうで偶然見つけて買ったもの。2500円。
(satonao)
- Brunello di Montalcino 1993/Tenuta Friggiali(ブルネロ・ディ・モンタルチーノ/テヌーラ・フリジアリ)
- 堀さんの手土産ワイン。果実味が強くてやさしい、わりと饒舌なワインでした。ラベルがきれいなのが印象的で買ってこられたそうだけど、たしかにきれい。金箔に青い花が浮き出ている。そうそう、こんな感じの味なのだ。うんうん。ラベルは体をあらわすぞ。
(satonao)
- Joseph Phelps Cabernet Sauvignon 1994(ジョセフ・フェルプス・カベルネ・ソーヴィニヨン)
- 強い主張をもったジョセフ・フェルプス。まだまだ若いんだけど、その若さに肩を叩きたくなってしまうような好漢だ。理想に燃えた医学生って感じなんだよね。なんだかわからないけどいつもそう思う。ギシギシ感が前飲んだものよりないけど、相変わらずゴリゴリはしている。わりと好き。
(satonao)
8月9日(日)
トビさん夫婦が横浜から神戸に来られたので優子と4人で飲みました。
- Pouilly Fume 1995/Gerard Mauroy(プイイ・フュメ/ジェラルド・モロイ)
- スターターにはちょうどいいさっぱりキンキンのフュメ。なんということはないけどわりとおいしいフュメだった。甘味と酸味のバランスがちょうどよいの。シャンパンスタートもいいけど、こういうのもいいよね。2700円のものを1980円で買った。1980ならお買得だ。
(satonao)
- 登美の丘 1995/サントリー山梨ワイナリー
- この頃よく飲んでいる国産ワイン。その中でもわりとまともなのを一緒に飲んでみた。上位に「登美」があるからセカンドかなぁ。けど・・・やっぱりベリンジャーのテーブルワインに負けるなぁ・・・。がんばってほしいんだけど。なんか粉っぽいし、品がないのよ。ある方向性は感じるけど、それだけ。
(satonao)
- Beringer Alluvium 1994(ベリンジャー・アラビウム)
- トビさんの手土産ワイン。メルロー、カベソ、フラン、プチベルド、マルベックのブレンドのテーブルワイン。上手に作ってあるなぁ、というのが第一印象。まとまりがよく優しいわりに強くて、好きかも。多ブレンドワインにいつも感じるけど、基本的に口当たりよく作ってあるよね。多ブレンドで攻撃的に作ってあるのってないのかしら。
(satonao)
- Barbaresco 1989/Produttori del Barbaresco(バルバレスコ/プロドゥットーリ・デル・バルバレスコ)
- ご存じネッビオーロ種、バローロの隣地区の有名ワインだ。東京の平林酒店でこれの10年ヴィンテージパックみたいのを売っていて、89年だけを買ってきたのだ。うーん、ちょっともうひとつだったかな。力感に溢れるでもなし繊細であるでもなし果実味溢れるわけでもなし。なんというか普通であった。残念。それにしてもなっがい造り手名だこと。
(satonao)
- Beringer Johannesberg Riesling 1994(ベリンジャー・ヨハネスブルグ・リースリング)
- 小さくてスマートでカッコいいボトル。「special select late harvest」と書いてあるので遅摘みのリースリングなのだろう(まんまやん)。まぁ貴腐よりはレチョートに味は似ている感じだ。そう、めちゃめちゃ甘い。甘いけど品があって僕は好き。でもボトルがいいなぁ。飲んでいてセンスが増大するようなボトル。トビさんの手土産です。ありがとう。
(satonao)
8月6日(日)
神戸に帰省中のかぎさんと稲岡旦那と「サンテ」で飲みました。なお、7/21〜8/6までのワイン日記はそのうち書きます。
- Bourgogne Blanc 1992/Leflaive(ブルゴーニュ・ブラン/ルフレーブ)
- ルフレーブのブルゴーニュ・ブラン。ブラインドならピュイイ・フュイッセと言ってしまうかもしれないようなコクとナッツ香をこのただのブルゴーニュAOCは持っている。なかなかの実力者。さすがルフレーブというべきか。かぎさんの持ち込みワイン。買った当時は2500円だったとか。
(satonao)
- Ch. Gloria 1986(シャトー・グロリア)
- 濡れた犬の香りを実際に嗅ぐのはヤだが、ワインからその香りがしてくるのは好き。不思議なものだ。グロリアは僕の知っている限りでは一番その香りが強いと思う。これも例外ではなかった。ちょっと粉っぽかったのはかぎさんが実家から持ってくる間に揺れたせいか。86としてはちょっと実力が出しきれなかった模様。
(satonao)
- Rubesco Torgiano Rosso Riserva 1974/Lungarotti(ルベスコ・トルジャーノ・ロッソ・リセルバ/ルンガロッティ)
- ウンブリアのDOCG。ルベスコは初めて。ルンガロッティ家という有名な造り手による有名なワインらしいが、イタリア、わからん。74年のものを前回かぎさんがここ「サンテ」に持ち込み保存しておいたものだ(好きしよんなぁ)。74なのに若い、というのが第一印象。あと10年後に飲んでみたくなる。かなり口の中を暴れる感じ。ちょっと鉄分を感じた。夏に飲むのは少し暑い感じだ。しかし古酒とは思えないなぁ。結局今日はすべてかぎさんの持ち込みになった。これは買った当時で9500円だったとか。
(satonao)
7月21日(火)
-
Pinot D'Alsace1995/Zind Humbrechit(ピノ・ダルザス/ツィント・ウンブレヒト)
- ピノ・ダルザスって‘ピノ・グリ’のことなんでしょうか?よくわからないが非常に美味しく楽しいワインだった。アルザスの白ワインってどのぶどう品種もなんだかやたら柑橘系の香りがしてただ甘味を感じるワインで私は好きでないと少し前まで思っていたが、何度か飲んでいるうちに(2月にSGNを飲んだことが特に影響しているか?)なかなか複雑で味わい深いワインだなと考えが変わってきている。ただ口当たりが甘くて飲みやすいのではなくて、最初に酸味(フレッシュな感じ)、そして甘みとほのかな苦味と複雑に味が絡み合っていて、その調和が何とも楽しい。今回飲んだワインも95年のものなのに凝縮感があって、そして複雑な味わいで素晴らしかった。家でさとなおと。松屋で3150円。
(yuko)
7月19日(日)
-
サントリー塩尻ワイナリー特別醸造メルロー1992/サントリー
- 大阪の堂島のサントリー本社の一階にある「カーヴ・ド・ヴァン」で見つけた。ラベルも手書きで出来の良い年にしか作らないシリーズだそうで、ちょっとしかないそうだ。…という珍しさにつられて一本買ってみて飲んだ。う〜ん、開けたてはまだ閉じていて渋味もスゴイ。カシスとかの果実っぽさより、青汁、木の根っことかをイメージしてしまうような渋さ。時間が経てば幾分こなれてきたが、それでもメルローの柔らかいまるい感じがまるでないバランスが良くないワインだと思った。楽しくない。2500円。熟成させたらよくなるのかな?(yuko)
7月18日(土)
-
Soave Classico Superiore1996/Pieropan(ソアーヴェ・クラシッコ・スペリオーレ/ピエロパン)
- 物の本によるとこの造り手はこの地域(ヴェネト州のソアーヴェ)では最も古い(900年の歴史?)らしい。それはともかく、フルーティーな香りで、軽やかでさっぱりとした口当たりだがキチンと上品なコクを最後に感じられる価格のわりにはなかなかヒットなワイン。暑い日にキリっと冷やして飲むには最高。家で友人の大内さんと。ミネストローネとポルチーニのパスタ、ラザニアに合わせました。いかりのグルメゾンで1480円。(yuko)
7月14日(火)
-
Sito Moresco1993/Gaja(シト・モレスコ/ガヤ)
- ぶどう品種は何が主体なのであろうか?買うときに聞いたのだが忘れてしまった…。しかし凝縮感といい酸味と渋みと甘みのバランスといい、とてもバランスがよくてセンスが良いなぁと感心しながら飲んだ。すごく高価なワインの部類ではないとは思うがそれなりに安定感があってもう一回飲んでみたいと思わせるワイン。家でさとなおと。松屋で3980円。・・・普段にはちょっと高いか・・・。(yuko)
7月13日(月)
- Charmes-Chambertin1989/Joseph Roty(シャルム・シャンベルタン/ヨセフ・ロティ)
- シャルムは2回目。しかもこれはVVである。味はわりと大人しかったけど大人の味(なんやそれ!)。もう少し熟成させたほうがいいのかな、という感じだけどなかなかでした。骨太で力強いわりに優しい。その優男ぶりが若ノ花みたいで物足りなくもあるけど。大阪はミナミのフレンチレストラン「シェ・ワダ」で浅井夫妻と。12000円。(satonao)
- 特級畑のシャンベルタン。ブルゴーニュではとりわけこの辺りのワインが好きなので、開栓前からワクワクした。レストランでいただくワインはこうでなくっちゃ。香りは華やかで魅力的。もうちょっと獣くさい感じが強い方が私は好みかなぁ。熟成はちょうど良い具合に思う。これより若いとまだワインではないし(本領を発揮していない、ぶどうジュースの域)、これより熟成が進むと養命酒の域にはいってしまう。(好みもあるかもしれないけど…) 味は香りの印象と少し違ってデリケートで優しい感じ。私好みだったなぁ〜。(yuko)
7月12日(日)
- Saint-Veran1996/Chateau du Fuisse(サン・ヴェラン/シャトー・フュイッセ)
- 「サン・ヴェランはプイィ・フュイッセの隣に位置して、プイィ・フュッセの価格に比べると値ごろでコストパフォーマンスも良い」とどこかの本で読んだ記憶があったので、お店で見つけて即買ってみた。シャルドネ種だがシャブリとも違う、またムルソーとか「高級」と言われるワインとも違う、さっぱりすっきり感があり、香りを嗅いだだけだとリースリングかしらと思う。飲むと爽やかだが柑橘系の味はどこにもなくシャルドネのコク(?)が最後に口に残る。でも何となく平べったい普通のワインだった。松屋で2100円。(yuko)
- うまいけど、普通。サン・ヴェランに感じられるコクがなぜかあまり感じられなかった。ブラインドならリースリングと言ってしまうかもしれない香りだったが口に含むとうーん・・・なんだか平べったい。シャトー・フュイッセで失敗したことなかったのになぁ。家で優子と。(satonao)
7月11日(土)
香川へ一泊旅行をした帰り、岡山の吉田さんちで御馳走になりました。吉田さんは21日からロシアに2年間行ってしまうので、お別れ会、みたいなものです(図々しくおしかけていった上に、御馳走になるとは・・・)。
- Echezeaux 1994/Mongeard-Mugneret(エシェゾー/モンジャール・ミュニュレ)
- ミュニュレのエシェゾー。94はちょっと若いかと思ったがなかなかどうして。若いなりにどっしりした風格で圧倒してくれました。もう少し埃っぽさみたいな饐え方をしている方が好きなんだけど、果実香も熟成香も見事。素直においしいと言えるワイン。そう、エシェゾーなのに肩が凝らないというか、普段着っぽいところがいいよね。(satonao)
- あこがれのエシェゾー。そしてあこがれのドメーヌ。吉田さんのところではいつでもツボにはまったワインの選択をしてくださる。まだまだ若者でフレッシュすぎるのだが、それなのにうっとりとさせる香り。顔かたちが調っているわりには柔らかい物腰の若い男性、でも性格はちょっとニヒルでクール…そんな感じのこれからの歳の取り方が楽しみなワイン。歳を重ねた彼にもう一度会ってみたい。値段を聞いたら6000円もしなかったそうだ。か、買いたい…。(yuko)
- Pavillon rouge du Chateau Margaux 1987(パビヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー)
- マルゴーのセカンド。いままで飲んだ同銘柄の中では一番美味しかった。やはり古いに越したことない、ということか。充分な力強さでエシェゾーの後でも負けずほぼ互角の闘い。カベルネが柔らかく香ってなんとも良かった。メインの良子夫人特製ビーフシチューにもよく合い、幸せなひとときでした。(satonao)
- 以前飲んだことがあるがその頃はまだボルドーが「渋くて飲めない〜」なんてほざいていた頃のこと。思えば私もずいぶんと鍛えられたものだ。その時の印象は全くないが、このワインさすがにマルゴーのセカンドだけあって美味しかった。香りもふくよかで力強く、飲むと大変厚みがあってそれでいてバランスがすごく良かった。セカンドワインを飲んでいるという気はぜんぜんしない。もう少し柔らかくてまぁるいとドボンだ。(yuko)
- Chateau Suduiraut 1990(シャトー・スデュイロー)
- ソーテルヌの貴腐。ディケムの南側に接する畑。品があってとても素晴らしい。甘みの中に酸味がちゃんと主張していてそのバランスがとても良かった。うどんでいうと麺の芯に酸味があるのよ。噛むとそこが見事にコシ・粘りとなる。そういうキーポイントがとてもいい。ちょっと苦味もあって、ボクは好きでした。(satonao)
- (yuko)
7月9日(木)
- No.2 du Chateau Lafon-Rochet1992(no.2 ド・シャトー・ラフォン・ロシェ)
- Chateau Lafon-Rochetのセカンド。92年だけれどまだ若いのか渋くて、タンニンのざらざらした感じが口に残った。時間が経ってくるとだんだん丸くなってきたものの、期待していた腐葉土のような感じも飲んだ後に口の中にほのかに残る甘みもイマイチで私の好みのワインではなかった。東京大森のカドヤで2480円。家でさとなおと。(yuko)
7月8日(水)
- Gevrey-Chambertin la Cuvee General Legrand1995/Albert Bichot(ジュヴレ・シャンベルタン/アルベール・ビショー)
- とある神戸市内の小さな酒屋さんで1200円という信じられない値札がついて売られていた(ボージョレ・ビラージュとの表示あり)。酒屋のご主人が間違えたのか、はたまたこのワインにはそれくらいの価値しかないからその値段で売っているのか、一か八か買ってみた。私の好きなジヴ・シャンの獣臭さや華やかな香りはまだ若いせいかあまり感じられなかったが、繊細でチャーミングなサクランボっぽい印象がした。なかなかどうして1200円では飲めない一本でした。家でさとなおと。(yuko)
- きれいな酸味がうれしい赤。若いんだけど若さのイイトコロが出ている。ボクは嫌いではないし、なにしろ1200円だから価値は大あり。ビショーは造り手として悪くないし。でもやっぱり値札の付け間違えだろうなぁ。(ほぼ確信犯)(satonao)
7月6日(月)
- Bourgogne Blanc1993/A.et.P.de Villaine(ブルゴーニュ・ブラン/ヴィレンエヌ)
- ロマネ・コンティのオーナーのヴィレンヌ夫妻が作っているというワイン。ずいぶん前に買っていたものの大事にしすぎて夏を迎えてしまった。夏を越さぬ前にあわてて飲んだ。ちょっと冷やしすぎということもあって最初は香りもたいしたことがなく味も薄っぺらいなという感じだったが、室温になるにつれぐんぐんと力を盛り返してきた。まだ5年なのに熟成香と樽香、そして蜂蜜っぽい濃厚な味。ACブルゴーニュにしては異様に力強い。さすが良い畑!!!ってことでしょうか。しかし暑い日にはこの白ワインはもったいなかったなぁ。グビグビ飲んでしまった。家でさとなおと。(yuko)
7月5日(日)
- Chatau Lumiere1994/ルミエール(シャトー・ルミエール/ルミエール)
- 山梨県の一宮町にあるワイナリー。歴史が古く明治18年から葡萄酒を作っているらしい。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローのブレンド。ややインパクトは弱いかなと思うが、とても繊細でじっくりと口の中で深まっていく感じのワイン。飲み進むうちにだんだんパワーが出てきて、去年クリントン米大統領が来日したときの昼餐会で振舞われたというのも納得できる。でもどちらかと言えば控え目なもの静かなワインだと私は思った。東京大森カドヤで2980円くらい。家でさとなおと。(yuko)
7月1日(水)
- 登美の丘1995/サントリー
- サントリーの山梨ワイナリーで作られているボルドータイプの赤ワイン。カベルネとメルローの混合で約一万円する「登美」のセカンドラベルといったところか。とても元気なワインで焦げたような香り、それからバニラと濃い色のベリーの香りがして果実味も豊かでバランスもいい。そして時間が経つと甘くまろやかに変化してきた。日本でこんなに果実味豊かなボルドータイプが生産されているとは…。残念ながらチリのボルドータイプのワインよりはちょっと高いがでも1970円だったらそこそこ満足いけるお値段。堂島のサントリー本社ビル一階のお店で購入。家でさとなおと。(yuko)
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